半期決算が経過すると恒例のように出てくる車検満タン不調車。
例のごとく例のごとしで『車検コースを通しただけ』車検24ヶ月付き車両。
・リアのドラムブレーキは分解点検された様子ナシ
・タイヤの脱着すらされていない様子
（これではハブベアリング点検はされていません）
・オイル類は入っているだけ
・冷却水に至ってはサブタンクに入っているのがどうやら水道水
・1枚きりの紙切れ記録簿については『レ点』のみ
（通常、測定や調整などの点検項目が記載されます）
これでは贔屓目に観ても、点検整備されているとは思えない現況です。
おそらく車検満了まで使用できる可能性はかなり低い確率とおもわれます。
さらにユーザー車検要件及び販売契約要件も満たしていないことが判明。
ひとまず消費者庁と国交省の運輸局で相談することをお勧め致しました。

無整備で車検取得可能な車両は極稀です！
日頃マメに手入れしているような車が
売り出しに出ているような珍現象はまずありえません・・

点検記録簿は母子手帳のようなものです。
法定点検整備は定期健診みたいなものと考えていただければ幸いです。