年度末が近づいております

2024年02月16日 16:07

大きく異なってしまうグレード差による弊害

この見出しから予測される事、「特に中古車はトップモデルを買っておきましょう」という
「なーんだよくある雑誌記事じゃないか」と考える方は少なくないと思います。
実際おおかた間違いではないのですが、下記の車種は少し様子が異なります。
簡単に列記すると、、、
トヨタ車ではアイシス、ノア、VOXY
日産だとセレナ、ホンダだとステップワゴン
共通しているのは、ベース車が折角5ナンバーなのに3ナンバー登録してしまっている車。
たいした費用対効果のないスポイラー類や大型バンパーがついてしまっているおかげで
乗換等の際「使用済みの自動車引取り金額」になるか「再販可能下取り金額」になるかの
大きな金額差が生じます(余程のこだわりがない場合は標準モデルがお薦めです)。
 新車購入時は下取りの際におおむね査定に加点ケースとなりますが
中古車購入の場合は、査定自体がすでにゼロなので手放すとき次第となります。
 ここ数年の中古車市場の流行りは「車中泊仕様」「キャンピング仕様」です。
ご時世的にもしばらくはこの傾向は続くと予想されます。
車中泊、キャンピング仕様のベース車に人気の共通点は4ナンバー車。
自動車税や重量税などの税制面が有利であるからです。
 上記車種の場合、5ナンバー車から4ナンバー車に出来るチャンスが
1ナンバー車になってしまうということで需要がなくなってしまうということになります。
4ナンバー化可能なら15から20万円下取りに比べ、3ナンバー化車は6万円程度です。

 3ナンバー化されてしまっている判り易い見分け方は下記のようになります。
共通点は大きめのバンパーのため全長が4.7m未満ではない、
サイドにパネル等のため1.7m未満ではない。

トヨタアイシスの場合、プラタナというモデル
日産セレナの場合、ハイウェイスターというモデル
ホンダステップワゴンの場合、スパーダというモデル

また一頃多かったのが2.2リッターや2.4リッターのエンジン搭載で
2リッター未満の排気量ではない3ナンバー化車も少数ですが存在します。

中古車ご購入の際は、よく吟味をされたご検討をお薦めします。


前のページ
ダイハツ車の激震
一覧へ
次のページ
記事はありません
記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)