『お悔み申し上げます・・』としか言いようがないパターン

2022年08月26日 23:30

間違った知識が招いた事故

『Dラーや専門店だと高い・・』と洗脳されているユーザーさんが意外と多いとおもいます。
実際、金額は確かに『割高』ではありますが費用対効果を考慮した場合、果たして『高い』といえるでしょうか? セルフ給油が増えたお蔭で燃料価格メリットはありますが、オイルや冷却水のメンテナンス不良原因のエンジン焼き付きトラブルやタイヤ空気圧不足によるバーストトラブルなどが増加してしまっている陰の部分も多々みられます。割安な燃料代につられて高くついてしまったユーザーがピットマンレベル以下の知識だった最も残念なパターンです。

 上記のデュアロジックシステムの変速パーツのトラブルは、販売店も提携工場も共に知識不足だったため起こってしまったトラブルに他なりません。特に1.4リッターシリーズはクラッチ部に負担が掛かるのは周知の事実です。そしてクラッチ交換の際は、ディスク・カバー・ベアリング・ホーク・パイロットピンの最低5点はセットで交換しないと『交換の意味がありません』。この『予備知識』は、Dラーや専門店の『技術料』でもあります。安上がりに仕上げてあるような個体に対してのリスク回避としては『予習』してからの購入契約が必要です。
 ドライバーの運転操作であるクラッチ操作とシフトチェンジ操作を電気仕掛けの油圧コントロールで操作してしまおうという発想がこのシステム。 ダ・ビンチが現代に生きるならきっとやりかねない発明チャレンジ品。この摩訶不思議な仕組みの難解技術にお付き合いするかしないかはオーナー次第です(笑)。難解な技術だけにキャリブレーションやアナライザー診断が出来るところからの購入をお奨め致します。

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